ドテラのオレガノは、健康維持や料理のスパイスとして広く使われている、非常にパワフルなエッセンシャルオイルです。
オレガノは強いので、皮膚に直接塗布する場合は注意が必要です。
ココナッツオイルで希釈しないと、痛みや皮膚が剥がれる事があります。
また、オレガノに含まれるカルバクロールの効能や摂取、料理、掃除の拭き取りなどの使い方についても解説しています。
オレガノの正しい使い方を知り、その効果を最大限に引き出すアロマセラピーで美と健康に役立てていく自然療法や脱ケミカルに挑戦してみて下さい。
この記事では、イボにオレガノを使用することについて説明しています。
天然由来のドテラのオレガノで皮膚が剥がれる程の強い作用を利用して
イボを治すやり方を説明します。
何度も言いますが、オレガノは非常に強いエッセンシャルオイルだから取り扱いには十分に注意して欲しいので、オレガノについて詳しく説明するので、必ず読んで知識や効能や使い方を十分に理解してから使って下さい。
記事の情報ソース:MEDICAL HERB LIBRARY・消費者庁・エッセンシャルオイル家庭医学事典
オレガノについて
オレガノはシソ科の植物で地中海地方で大変人気のある料理用ハーブです。
その特徴的な葉の形や風味から「ワイルドマジョラム」とも呼ばれています。
オレガノは料理に使われるだけでなく、抗菌や抗ウイルス効果の高いエッセンシャルオイルとしても知られています。
オレガノにはフェノール成分が多く含まれているため、強力な抗菌作用を持っています。
また、オレガノは古代エジプトの時代から頭痛薬や風邪薬として用いられ、その効果が現代でも認められています。
オレガノはイタリア料理などで特によく使われ、トマトやチーズに相性が良いとされています。その香りは力強く爽やかで、ハーブティーとしても楽しむことができます。
オレガノにはカルバクロールやチモールという成分が含まれており、これらの成分が抗菌作用や抗酸化作用を持っています。また、オレガノには豊富なビタミン類も含まれており、抗酸化力も高いです。
精油の機能性
精油にはフェノール成分が多く含まれていることから、抗菌効果やラジカルスキャベンジャーとしての抗酸化効果などが主要な作用として注目されています。また、アセチルコリンエステラーゼの活性を抑制する作用があり、その結果神経伝達物質のアセチルコリンの分解が抑制され、アルツハイマー型認知症の進行抑制効果が期待されます。
引用元:MEDICAL HERB LIBRARY
また、オレンジの収穫後に問題となるカビによる汚染に対して、オレガノ精油は2,000ppmで生育阻止効果があり、安全なポストハーベスト農薬としての利用も期待できます。
精油成分の機能性
フェノール成分のチモールとカルバクロールは、それぞれ酸化ストレスや炎症などによって引き起こされる心毒性に対して抗酸化や抗炎症として作用し、心毒性を軽減する効果があり、また両成分を組み合わせて使うことで、その作用が相乗的に高まります。
蚊に対しても両成分とも強い忌避効果を示し、皮膚上に0.05%塗布することで、95%の忌避率を示し、この効果は市販されている忌避剤DEETよりも高く、天然の忌避剤として期待できます。
引用元:MEDICAL HERB LIBRARY
抗菌性に関しては、チモール・カルバクロールの混合物にp-シメンが加わることで、黄色ブドウ球菌に対する抗菌効果が著しく高まることが確認されています。
ドテラのオレガノのエッセンシャルオイルについて
オルガノ(学名Origanum vulgare)のエッセンシャルオイルは、オレガノの葉から水蒸気蒸留法によって抽出されます。
このオイルには、モノテルペン炭化水素成分が含まれており、オレガノの特徴的な香りを形成しています。
また、フェノール類のカルバクロールを多く含みチモールと呼ばれる化合物も含まれており、やや薬品臭を感じることがあります。チモールはフェノール性水酸基を持つ化合物であり、カルバクロールという位置異性体が主要成分として含まれています。
カルバクロール74%・チモール
カルバクロール
カルバクロールは、多くの健康効果が知られています。たとえば、抗菌性や殺菌性があり、細菌やカビ、真菌などの繁殖を抑制する働きがあるとされています。
また、抗炎症作用もあり、炎症を抑えることで慢性疲労や関節痛、自己免疫疾患などの改善に役立つとされています。
さらに、カルバクロールには消化促進や胃腸の不快感を緩和する作用があるとされています。
カルバクロールは、植物の精油成分としてだけでなく、医療や農業分野でも利用されています。たとえば、口臭や肺炎、虫刺されの治療薬としても使用されることがあります。また、カルバクロールを含む植物は、自然の防虫剤としても有効であり、害虫やダニの駆除にも役立つことがあります。
カルバクロールは、芳香植物、タイム及びオレガノから作られるモノテルペンフェノールです。サルモネラ・チフィリウム (ネズミチフス菌)に対する強力な抗菌効果を発揮します。食品媒介病原菌セレウス菌に対するカルバクロールの殺菌活性が、研究されています。カルバクロールは、雌のブロイラー (若鶏) における抗生作用のある食品添加物の代替として評価されています。
カルバクロールは、低濃度で、食用香味成分及び保存剤、並びに化粧品処方における香料成分として使用されてきました。
引用元:MERCK
ドテラのオレガノはカルバクロール含有量が1番多く7割以上を占めてます。
カルバクロール食品として登録されているので安心ですね。
FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)、欧州食品安全機関(EFSA)は、カルバクロール、チモールをFlavoring agentとして登録しており、安全性については懸念ないとしている。
引用元:消費者庁
・アメリカ食品医薬品局(FDA)は、カルバクロール、チモールをSynthetic flavoring substances and adjuvantsとして登録している。
・厚生労働省は、カルバクロール、チモールを食品添加物(香料)として登録している。
チモール
抗リューマチ作用・麻酔作用・防腐作用・抗菌作用・抗真菌作用
ドテラのオレガノの抗菌・抗炎症作用
オレガノの主な効能のひとつに、強力な抗菌・抗炎症作用があり、イボの治療にも適しています。
2023年にBiomaterials誌に掲載された研究では、オレガノを担持した新しいIBU-DhaTph-メンブレンが、高い抗菌・抗炎症効果を示すことが示されました。
この効果は、光による一重項酸素(1 O 2 )発生とIBU放出の相乗効果によるもので、S. mutans、S. sanguinis、P. gingivalisなどの細菌の抑制と死滅に非常に有効であることが証明されました。さらに、オレガノのエッセンシャルオイルには、イボの治療に有用な抗炎症作用があることも判明した。
香りの特徴
オルガノは、ハーブ、シャープ、グリーンのアロマのノートで、活力と調和を与える香りを提供します。
ハーブ系のアロマは、ハーブのようなさわやかな香りと表現され、少し土のような香りを持つ。
シャープなアロマは、キリッとした刺激的な感触で、少しスパイシーなこともあります。
グリーンアロマは、青々とした葉の匂いを連想させる。
樟脳の香りは、刺激的で、やや薬っぽい香りがすることがあります。これらの香りをブレンドすると、全体的に心地よく、心地よい香りになります。
抽出方法
オレガノは、水蒸気蒸留法という方法で抽出されます。
水蒸気を当てることで、植物やハーブなどの有機物を分解し、必要な成分を抽出することができます。この水蒸気蒸留法によって、壊れやすく揮発しやすいエッセンシャルオイルが抽出され、ドテラ社独自のオルガノの香りが生まれます。蒸気で蒸留することで、さまざまなエッセンシャルオイルをそのままに、繊細な香りを保つことができるのです。
抽出部位
オルガノは、葉から抽出されたエッセンシャルオイルを使用しています。
茎や葉柄、花、樹皮など他の部分に比べて、葉には約80%のエッセンシャルオイルが含まれていると言われています。
そのため、ドテラはブレンドの品質を細かく管理し、常に心地よい香りを提供することができるのです。
ドテラのオレガノを使用する際の危険性と注意点
オレガノをいぼの治療に使う前に、潜在的な副作用と危険性を認識しておくことが重要です。
これは強力なエッセンシャルオイルであるため、皮膚に直接塗布する場合は、細心の注意を払って使用する必要があります。オレガノオイルは皮膚に刺激を与える可能性があるため、使用前に皮膚テストを行うことが重要です。
また、傷口や皮膚に直接塗布することはできません。幼い子供の手の届かないところに置いておくべきです。
幼児がボトルの誤飲で喉に詰まらせる事も考えられるので注意して下さい。
オレガノは強いので原液のまま塗布すると痛いし皮膚が剥がれる事もあります。
キャリアオイル(ココナッツオイル)で希釈してから使って下さい。
ココナッツオイル10㎖に対しオレガノ1滴を綿棒に付けてイボに塗布して下さい。
余ったオイルは足の裏に塗布してもOKですね。
オレガノを使ったイボ治療の手順
以下の手順は、オレガノを使ったいぼの治療法を案内するのに役立ちます。まず、ドテラのオイルで、販売元にちゃんとしたドテラ商品であるか確認するか、ドテラ公式のオンラインショップで購入してください。
次に、イボを確認し、オイルを塗布する部分をきれいにすることが重要です。清潔にし、乾燥させたら、キャリアオイル(ココナッツオイル)希釈したオイルを綿棒に少量取り、イボに直接塗布します。
刺激を避けるため、オイルは周囲の皮膚に広げないようにします。最後に、イボにオイルを塗ったまま15分ほど放置し、コットンやティッシュで余分なオイルを拭き取ります。
オレガノの使い方とその健康効果について
オレガノは、いくつかの異なる方法で使用することができ、その効果は全身に見られます。食品として摂取することも、サプリメントとして摂取することも、イボなどの問題を解決するために皮膚に局所的に使用することも可能です。
さらに、オレガノにはチモールやカルバコールなどの抗酸化物質がたっぷり含まれており、これらの成分は健康全般をサポートする有効成分です。また、オレガノはビタミンCとカルシウムを多く含み、免疫系をサポートし、感染症から守るのに役立ちます。
結論
オレガノは、イボの治療や健康全般のサポートに役立つ強力なエッセンシャルオイルです。
強力な抗菌作用と抗炎症作用があるため、イボの治療には最適な選択肢です。
しかし、オレガノをいぼの治療に使用する前に、安全上の注意を払い、潜在的な副作用に注意することが重要です。
さらに、オレガノは、健康全般をサポートするために、いくつかの異なる方法で消費または局所的に使用することができます。
オレガノを正しく使用し、健康上のメリットを享受することで、より健康的な生活を送ることができるでしょう。