2023年1月21日、日本時間のビットコインは300万円目前まで上昇し、前週比では約25％以上の上昇となった。
イーサリアムも16日に20万円を超えて上昇し、前週比20％以上の上昇に相当する。暗号資産業界では、市場の惰性による従業員の削減が見られ、その影響は解消されつつあるようだが、経済不況のリスクは引き続き注視が必要である。
現在の市場と、連邦準備制度理事会からの金融引き締めや政策の意味について見ていきます。
価格上昇の要因は何か？
1番の要因は日本時間13日夜に発表された米CPI（消費者物価指数）で暗号資産や米国株などは1 軒並み上昇した。
この要因にはCPIにおいてインフレの鈍化を示すことに期待が集まった。
暗号資産業界では、過去数ヶ月間、価格はレンジ相場でした。
過去にはMicroStrategyやSquare Inc.などの機関投資家は、注目すべき量のビットコインを買い占め、価格を上昇させた。
この強気相場は、個人投資家も牽引しており、コロナでアメリカが利下げをしてお金の流動性が高くなり暗号資産に資金が流れたと思思われる。
そして、暗号通貨が広く受け入れられ、知識が得られることで大量導入が促進されました。
米連邦準備制度理事会のスタンス
FRBは、景気後退を示唆するデータがあるにもかかわらず、利上げの姿勢を維持しています。
ジェローム・パウエル氏らは早期の利下げに疑問を持っており、「金融引き締めの効果が現れるのはこれから」と考えている。
これは、連邦準備制度理事会が経済成長と起こりうるリスクへの理解のバランスを取ろうとしているためで、現在の経済を反映したものである。
金融引き締めの効果
金融引き締めは、現在の市場動向との関連で考えるべき重要な要素である。
経済が成長を続ける中、貨幣、物価、賃金の健全なバランスを確保するために、インフレ水準に目を配ることが不可欠です。
金利が上昇すると借入コストが高くなり、消費者が誰に、何にお金を使うかについてより慎重になるため、支出にも影響を与える可能性があります。
ビットコインは買いか？
❶長期目線では価格上昇は十分にあり得る。
❷短期目線は、直近の安値が価格が30%以上もの上昇したので今から買うの避けてこの上昇が一服して価格が下がったら押し目買いスタンスで少しずつ買った方が良さそうだ。
❸心理的節目の2500ドル（約325万円）超えたらビットコインの価格が上がる可能性がある。
今、世界中の投資家が注目しているアメリカの景気後退＝世界的な景気後退が来ると市場が判断した時にビットコインも株価も大きく下がるので注意が必要です。
直近のビットコイン攻略方法
リセッション（景気後退）が来た時に備えて口座を開設して備えておく事がオススメです。
今、ビットコインが上昇しててメディアやTwitterなどで話題にとなってる時は高値の時なとで買い時ではないです。
リセッション（景気後退）が来てビットコインの価格が大きく下がった時に備えて口座を開設して備えておく事がオススメです。
まとめ
暗号資産業界は、機関投資家と個人投資家の両方が市場を牽引することで、成長を続けています。
FTX崩壊の影響、従業員削減の流れ、景気後退の可能性は流動的ですが、連邦準備制度理事会は「金融引き締めの効果が現れ始めるのはこれから」として、利下げを控えているそうです。
金融引き締めは経済を健全に保つ重要な要素であるため、現在のマーケットに細心の注意を払うことが重要です。
直近では価格は上がるかもですが、高値掴みしてしまうと、簡単に資金が無くなってしまうので高値掴みは避けるべきです。
この事から、口座を開設してビットコインが下がった時に備えて置いて、いきなり全力買いしないで資金の5%〜10%もしくはもっと少なくビットコインを買うのが秘訣です。
