ドテラ

痔に効果的なドテラのエッセンシャルオイルの使い方と注意点

痔は、日本人の3人に1人が悩む身近な病気と言われています。

痔には色々な種類があります。イボ痔、切れ痔、痔ろうがあります。痔ろうは直腸と肛門周囲の皮膚をつなぐトンネルができる痔のことです。肛門周囲に膿がたまる「肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)」が進み、慢性化すると痔ろうになります。

痔ろうの主な原因は、下痢などによって肛門の組織に細菌が入り込むこととされています。

痔ろうには、予防でドテラのエッセンシャルオイルは使えますが、トンネルが出来だ出したら早くお医者さんに行って下さい。

【痔ろうの症状】

  1. 肛門周囲がズキズキ腫れて痛みがある
  2. 38℃~39℃の熱がある
  3. お尻に熱がある
  4. お尻から膿が出る

何度も言いますが、この様な症状がある場合はお医者さんに行って下さい。

イボ痔や切れ痔の原因は、血行不良や消化不良による排便トラブルが主な要因とされ、肛門周辺の血行障害やうっ血が起こることが多いです。

色々試してみたけどしっくり来なかったり天然由来が気になる人は痔の治療やケアには、ドテラのエッセンシャルオイルを試してみてはどうでしょうか?

この記事では、痔の原因や種類、治し方について詳しく解説します。さらに、ドテラのエッセンシャルオイルの成分が痔にどのように効果をもたらすのか、安全性についても取り上げます。痔でお悩みの方にとって、ドテラのエッセンシャルオイルが無理なく自宅で行えるセルフケアの一つとなるでしょう。

エッセンシャルオイルを過信しないで下さい。
痔は重度な症状になると手術や人工肛門になる可能性もあるので、症状が悪化したり、気になる時はお医者さんに行って下さい。

この記事はエッセンシャルオイル家庭の医学事典を参考にしています。

痔の原因と種類

痔にはいくつかの種類があります。まず、いぼ痔という痔の一種は最も一般的であり、進行すると鈍痛や出血が起こります。

イボ痔

イボ痔は肛門の血管が腫れることで発生し、痛みやかゆみを引き起こすこともあります。

イボ痔には内痔核と外痔核の種類があります。内痔核は直腸の内部にできるもので、外痔核は肛門の外部にできるもので常に痛みを伴います。

切れ痔

切れ痔という痔もあります。切れ痔は特に女性に多く見られ、排便時に強い痛みがあります。肛門の周囲の皮膚が裂けることで起こり、出血や痛みが主な症状となります。

痔ろう

痔ろうという痔もあります。痔ろうは肛門周囲にできる膿瘍であり、激しい痛みや腫れ、排便困難が特徴です。痔ろうは感染が原因で発生し、早期の治療が必要です。早くお医者さんに行って下さい。

痔の種類によって症状や治療法も異なります。いぼ痔の場合は、軽度の場合は生活習慣の改善や塗り薬での対処が可能ですが、進行した場合は手術が必要となることもあります。

切れ痔は保湿や便秘解消が重要であり、痔ろうは抗生物質や外科的な処置が必要となります。

痔の治療とケア法

ドテラのエッセンシャルオイルは、痔の予防やケアに効果的です。血行を促進し、痔を和らげる効果があります。

また、トイレ環境の改善や便通のサポートも重要です。食物繊維を十分に摂取し、適度な運動を行いましょう。

ドテラのエッセンシャルオイルの成分と効果

エッセンシャルオイルには、痔にも効果的な芳香成分が含まれています。

エッセンシャルオイルは、1つの成分で構成されてるのではなく、揮発性の芳香成分が数十~数百種類が混ざり合った芳香物質です。これらの物質は植物が作り出したものですが、植物によっては成分の構成の割合が異なります。これによって、エッセンシャルオイルはそれぞれに特徴を持った香りや性質を持っています。

ティーツリー

Wikipedia

ティーツリーは高い抗菌性と殺菌力で感染症を抑えてくれる効果があり、痔周辺の感染を予防します。

【芳香成分】
モルテルペンアルコール類 テルピネン-4-オールが47%
モルテルペン炭化水素類のテルピンが19,6%

【芳香成分の効能】
テルピン-4-オールには、抗菌・免疫調整・抗炎症・鎮痛・鎮静

テルピンには、抗菌・抗炎症強壮作用があります。

サイプレス

サイプレスは杉の枝から水蒸気蒸留法で抽出され、杉の香りが安心感を与えてくれます。

【芳香成分】
モルテルペン水素類のα-ピネンが49.5%

モルテルペンアルコール類のα-3-カレン24.1%

【芳香成分の効能】
αピネンは、効能は、抗菌、抗炎症、強壮

σ-3-カレンは、鎮咳作用があります。

ヘリクリサム

ヘリクリサムはキク科で花から水蒸気蒸留法で抽出してます。香りはハチミツの様に甘くフルーティーです。

【芳香成分】
モノテルペン炭酸水素類 αピネン 13.4%
セスキテルペン炭酸水素類 クルクメン 14.7%
エステル類 酢酸ネリル 33.9%

【芳香成分の効能】
αピネンは、抗菌・抗炎症・強壮

クルクメンは、うっ血緩和・強壮刺激・抗炎症作用

酢酸ネリルは、鎮静・鎮痙・抗菌・抗炎症作用

ヘリクリサムは炎症を抑制し、組織の再生を促します。
体の炎症反応をサポートして体内の解毒を促します。

ゼラニウム

ゼラニウムは、バラに似た甘く爽やかな香りがします。

花びらから抽出してるかと思ったら葉を水蒸気蒸留法で抽出してました。

【芳香成分】


モルテルペンアルコール類 シトロネロール 24.3%
モルテルペンアルコール類 ゲラニオール  14.4%
モルテルペンアルコール類 リナロール     7%

エステル類 ギ酸シトロネリル 14.5%

【芳香成分の効能】

シトロネロールは、抗菌・筋肉弛緩・血圧降下・防虫などの作用。

ゲラニオールは、鎮痛・抗菌・鎮静・抗炎症・収れんなどの作用。

リナロールは、抗菌・抗ウイルス・免疫調整・鎮静・血圧降下などの作用。

ドテラのエッセンシャルオイルの使い方

痔を和らげるためには、血液のうっ滞を防ぎ血管の痙攣を鎮める作用のあるオイルでケアしましょう。

血行を促し、痔を和らげる

使用するオイル:サイプレス・ゼラニウム・クラリセージ・ヘリクリサム・パチョリ・ペパーミント・サンダルウッド・フランキンセンス・ミルラ・コパイバ

【塗布】ブレンドオイルを作ります。
蓋のできる遮光瓶にキャリアオイル(ココナッツオイル)15㎖に上記のオイルを合計9滴くわえて混ぜてブレンドオイルを作ります。
この作ったブレンドオイルを1回に1~2滴を患部に1日3回ケアします。

血液循環を整えて血栓を作りにくくする

使用するオイル:サイプレス・ヘリクリサム・ゼラニウム

キャリアオイル(ココナッツオイル)5㎖にヘリクリサム又はゼラニウム1滴にサイプレス1滴を加えてよく混ぜて患部に塗布する。

切れてしまった痔のケア

使用するオイル:ティーツリー・サイプレス・ラベンダー

【座浴】

① お尻がスッポリ入る大きめの洗面器に半分ぐらいのお湯を入れて上記のオイルを各1滴づつ垂らしてよく混ぜてお尻を付けます。お湯が冷めたら熱いお湯を足しても良いですが、こぼれちゃうから洗面器では不可能かもですね。

② 座浴後にキャリアオイル(ココナッツオイル)15㎖にラベンダー9滴を合わせて患部に塗布する。

消化を整えながら痔をケア

使用するオイル:ヘリクリサム・ミルラ・フランキンセンス

消化器系ダイジェストブレンドジェンジェスト

【ブレンドオイルを作り塗布】

① ミツロウ5gとキャリアオイル(ココナッツオイル)25㎖を湯煎してヘリクリサム・ミルラ・フランキンセンスを合計6~12滴入れて混ぜてガラスの容器に入れる。
ブレンドしたオイルを綿棒に付けて塗布します。

② さらに消化器系ダイジェストブレンドのジェンジェストを1~2滴を胃のあたりに円を描く様に優しく塗布します。1日2~3回やってみてください。
または、カプセルに1~2滴入れて朝晩服用してもいいですね。

女性向けのアロマ塗布

イボ痔に使用するオイル:サイプレス3滴・ヘリクリサム4滴

切れ痔に使用するオイル:ティーツリー2滴

【コットン湿布】

① 遮光瓶にキャリアオイル(ココナッツオイル)15㎖と症状別に選んだオイルを加えてよく混ぜてから、コットンを浸して患部に当てがってそのまま生活をして下さい。

生理用品を使用するとコットン湿布をしたまま過ごせます。イボ痔のは血腫や血液凝固を防ぎ鎮静作用のあるオイルを、切れ痔には殺菌や消毒作用のあるオイルを選びます。

シャワーや入浴後にやって下さい。 

1日1~2回交換して下さい。蒸れる可能性もあるので使ってみた感じで自分に合った使い方でやってみて下さい。

ドテラのエッセンシャルオイルの安全性について

ドテラのCPTG品質管理とは、エッセンシャルオイルの品質を確保するための重要なプロセスです。CPTGとはCertified Pure Therapeutic Grade(確かな純粋なセラピーグレード)の略称であり、ドテラが独自に開発した品質基準です。この基準により、ドテラのエッセンシャルオイルは高い品質と純度を保っています。

ドテラのCPTG基準とは?

CPTG品質管理には、さまざまな検査やテストが含まれています。

まず、エッセンシャルオイルの生産、収穫、蒸留の過程での適切な方法が重要です。

これにより、純粋なオイルが生産されます。さらに、科学的な分析によってエッセンシャルオイルの成分を確認し、純度を保証します。

ドテラは、CPTG試験を通じてエッセンシャルオイルの品質を検証します。この試験では、有害な添加物や合成成分、汚染物質が含まれていないことを確認します。また、製品とパッケージも検査し、長期間の使用に耐えることを確認します。

さらに、ドテラのCPTG品質管理では官能検査も行われます。熟練した蒸留者が、視覚、嗅覚、味覚、触覚などの感覚器官を使ってオイルの品質を判断します。これにより、製品として販売できる品質のオイルを確保します。

まとめと注意点

痔は身近な病気であり、自宅でのセルフケアが重要です。ドテラのエッセンシャルオイルは、痔の治療やケアに効果的な方法として活用できます。しかし、エッセンシャルオイルを塗布したから安心ではありません。自分の体の状況が悪化したら病院に行くべきです。

エッセンシャルオイルを過信しないで必ず注意点を守り、適切に使用するようにしましょう。

ナチュラリストで痔でお悩みの方は、ドテラのエッセンシャルオイルを取り入れてみる価値があります。

自宅で簡単に行えるセルフケアとして、安心して試してみてください。

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